函館「カールレイモン」おすすめ商品9選!ハム・ソーセージ・お店でしか買えない限定品も
「函館カール・レイモン」は、“カール・ワイデル・レイモン” さんが 1925年に創業した “ハム・ソーセージ” のお店 ☑
- カルルスバート(現チェコ)出身の “カール・ワイデル・レイモン” さんにより 1925年に創業
- ドイツの伝統製法でつくられた “ハム・ソーセージ” を販売
- 1983年には “株式会社函館カール・レイモン” が設立され、現在は “日本ハム” のグループ会社に
函館の代表的な一店ですが、実は 取り扱っているお店が多い訳ではありません。
本記事では 北海道でグルメライターをしている筆者が、お取り寄せ方法や実食レビューをお届けします ^^
カールレイモン って「どんなお店」?
「函館カール・レイモン」は、カルルスバート(現チェコ)出身の “カール・ワイデル・レイモン” さんが 1925年に創業した “ハム・ソーセージ” のお店 ☑
食肉加工技術を学んでいたアメリカからの帰国途中に立ち寄った日本・函館で “勝田コウさん” と出会い駆け落ち。その後 函館に戻り、正式に結婚・開業に至りました。
カール・レイモン開業当時の日本は ハムやソーセージを食べる習慣のない時代だったこともあり、当初は売り上げにつながらず大変だったのだとか…
今では日本全国に多くのファンを持ち 数々の賞も受賞するほどで、北海道の代表的なお店といっても過言ではありません!
1983年には “株式会社函館カール・レイモン” が設立され、“日本ハム” のグループ会社に。
これにより「胃袋の宣教師」と呼ばれた 創業者の “カール・ワイデル・レイモン” さんは、89歳で現役を引退。この年まで続けていたというだけでも、もうビックリです。
基本 現地で購入するかお取り寄せをして 自宅で楽しむことになりますが、直営店の “レイモンハウス元町店” では 一部メニューの提供も行っています ☑
“焼きたてソーセージ” の盛り合わせや “ホットドッグ” などの軽食のみですが、焼きたてのソーセージは格別なので 機会があればぜひ向かってみてください ◎
レイモンハウス元町店の2階は、入館無料の資料館 “レイモン歴史展示館” が開設
レイモンさんの北海道畜産業への思い入れや ものづくりの意気込み、その心の支えになった愛妻コウ夫人とのラブロマンスなど カールレイモンの歴史が一目でわかるので、お店に向かう場合は 一度見学しておくことをおすすめします ^^
▼ 直営店情報 ※ 執筆時の情報です
店舗情報 | |
---|---|
店名 | 函館カール・レイモン レイモンハウス 元町店 |
住所 | 北海道函館市元町30-3 |
電話番号 | 0138-22-4596 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | – |
駐車場 | あり(3台) |
キャッシュレス決済 | 角カード可 |
公式HP / SNS | 公式HP |
外部サイト | ホットペッパー |
地図を表示 | google map へ |
カールレイモン の「おすすめ商品」9選
おすすめ ①:チューリンガー(元町店限定)
「チューリンガー」は、函館・元町地区にある “レイモンハウス元町店” のみで販売される限定商品 ☑
店頭で購入した場合でも お持ち帰りはできず、冷凍配送のみの対応となります(別途送料がかかります)。また 公式オンラインショップでも 取り扱いがありません(2023年7月現在)。
チューリンガーは 生の状態で冷凍された商品で、これが 店頭で購入しても持ち帰ることができない大きな理由 ☑
購入後は 必ず冷凍庫で保管し、解凍後は2日以内に食べ切ることを念頭に 必ずお湯でしっかりと火を通してからいただきましょう。
1本がとっても大きくて、ボリュームも満点 ◎ 下味もしっかり・清涼感のあるキャラウェイの風味も相まって、このまま食べても十分おいしい!
茹でたてだからこそのプリップリの食感と 皮のパリッとはじける弾力を、是非たのしんでみてください♪
お酒のおつまみにもピッタリで、マスタードやケチャップがあると よりおいしく食べられます。
なお チューリンガーは レイモンハウス元町店の店頭でも食べられます。お取り寄せまでしたくないという場合は、お店でいただくのもアリでしょう。
<2023年7月時>
- 【価格】1袋 3本入 972円+クール便送料(筆者店頭購入時価格)
- 【販売】公式オンラインショップ
▼ チューリンガーを もっと詳しく
おすすめ ②:ボロニアソーセージ
「ボロニアソーセージ」は、イタリア発祥の伝統的なソーセージの種類 ☑
刻んだ “豚肉・豚脂” に香辛料を加えて作られ、ハムのような見た目も特徴のひとつ ◎
カール・レイモンの「ボロニアソーセージ」は、“通常タイプ” と “無塩せきタイプ” の2種類がラインナップ ◎
無塩せきタイプには 一般的なハム・ソーセージに使われる “発色剤(亜硝酸ナトリウム)” が用いられていないので、食品添加物を気にする方は 無塩せきタイプの購入をおすすめします
お肉がキュッと詰まっていて、引き締まった食感のソーセージ ☑
プリっとした弾力で とっても食べごたえがあり、火にかけると脂がジュワーと湧き出てくるくらいで とってもジューシーです♪
ポイントは、原材料が “豚肉・豚脂・食塩・砂糖・香辛料” と とってもシンプルなこと ☑
過度な味付けがされてないので、人によっては ちょっと物足りなく感じるかも? その反面 とっても自然なお肉のうま味が楽しめるので、わたし好みの味わいでした ◎
塩味と ペッパー系の香辛料の風味が感じられる、とってもシンプルなソーセージ。
だからこそできる ごまかしの効かない味わいなので、カール・レイモンのソーセージを味わうのにピッタリな商品と言えるでしょう ^^
<2023年7月時>
- 【価格】1本 220g 1177円 / 1本 130g 637円(無塩せき)
- 【販売】公式オンラインショップ
▼ ボロニアソーセージを もっと詳しく
おすすめ ③:無塩せき あらびきウインナー
カール・レイモンの “あらびきウインナー” は、1袋 115g(無塩せきタイプは 1本 100g)。
1人でも一度にペロリと食べ切れちゃう量だし、何よりおいしいので、アッという間に無くなっちゃいます ◎
プリッとしていて引き締まった肉質と、パリッと弾ける皮の弾力がとってもイイ!
素材がとってもシンプルなので 余計な味が全くせず、塩味と豚のうま味だけが口の中にいっぱいに広がっていきます ◎
ポイントは、原材料が “豚肉・豚脂・食塩・砂糖・香辛料” と とってもシンプルなこと ☑
過度な味付けがされてない分、香辛料がしっかり効いていて 物足りなさもなし♪ とっても自然なお肉のうま味が楽しめる、シンプルイズベストな商品です ◎
<2023年7月時 価格等>
- 【価格】1袋 115g 538円 / 1袋 100g 410円(無塩せき)
- 【販売】公式オンラインショップ
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おすすめ ④:無塩せき バジルウインナー
カール・レイモンの “バジルウインナー” は、あらびきウインナー同様 1袋 115g(無塩せきタイプは 1本 100g)。
バジルの風味がとっても引き立つ、引き締まった肉質のウインナー ◎
あらびきウインナーと比べて はじける様な皮の弾力こそ少ないものの、その分 風味がしっかりと活きています ^^
バジルの風味と しっかりまとった脂のコク深さで、味が単調になっていない点が好ポイント ☑
あらびきウインナーと違い パリッとした弾力は楽しめませんが、その分 バジルの風味が引き立っていました ◎
<2023年7月時 価格等>
- 【価格】1袋 100g 410円(無塩せき)
- 【販売】公式オンラインショップ
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おすすめ ⑤:無塩せき レモン&パセリウインナー
カール・レイモンの “レモン&パセリウインナー” も、あらびきウインナー同様 1袋 115g(無塩せきタイプは 1本 100g)。
味の特徴が顕著にあらわれているのが このウインナーで、噛んだ瞬間から 爽やかなレモンの香りが口いっぱいに広がる!
パセリの風味は強くないので、ウインナーのコク深さと 爽やかなレモンの風味が主役です ^^
レモンの余韻がいつまでも続き、しっかりコク深いのに さっぱり感も味わえる ◎
特に夏の日に食べたくなる 爽やかさのあるウインナーで、主食にもおつまみにもピッタリです!
<2023年7月時 価格等>
- 【価格】1袋 115g 538円 / 1袋 100g 410円(無塩せき)
- 【販売】公式オンラインショップ
▼ ウインナーを もっと詳しく
おすすめ ⑥:ローストポーク
“ローストビーフ” は 1つ 210g で、1~2回で食べ切れる大きさ。
豚もも肉をスパイスやハーブ・ワインに漬け込み焼き上げている、カールレイモン オリジナルの商品です。
噛めば噛むほど お肉のうま味があふれ出す、しっかりとした肉質が特徴的な “ローストポーク”。
ギュッと詰まっていて 少~し固めでしたが、後述の “焼き豚” よりは ソフトな弾力で食べやすかったです ^^
味の決め手は 表面にたっぷりと見える “ローズマリー&コショウ” で、爽やかな風味が 口いっぱいに広がります☑
柔らかくてジューシーな脂身が 適度に入っていて、バランスがとっても良かったです ◎
<2023年7月時 価格等>
- 【価格】1個 210g 1242円
- 【販売】公式オンラインショップ
おすすめ ⑦:焼豚
“焼豚” も ローストポーク同様 1つ 210g で、1~2回で食べ切れる大きさ。
豚もも肉を 醤油を使用せず、“赤ワイン・魚醤・香草” に漬け込み じっくり焼き上げた商品です。
前述の “ローストポーク” 以上に ギュッと詰まった肉質で、ハッキリ言うと そこそこ固め。
その分 うま味もしっかりと閉じ込められていて、噛めば噛むほど 肉のうま味があふれ出てきます ^^
肉質が固めなので、個人的には 細かく刻んで料理につかうのがおすすめ!
特に野菜炒めや チャーハンなどの中華料理との相性が良く、かなりおいしく食べられました ◎
<2023年7月時 価格等>
- 【価格】1個 210g 1242円
- 【販売】公式オンラインショップ
おすすめ ⑧:ハンバーグ
「ハンバーグ」は 1個当たり 100g で、大きくも小さくもないベストなサイズ ☑
“豚肉・牛肉の合い挽き肉” の中に 玉ねぎ・にんにく・生姜が含まれていて、隠し味のワインや香辛料がしっかり効いています ◎
第一印象が “これ ウインナーか⁉” って感じるくらい、ギュッと詰まった固めの肉質が特徴的 ☑
ハンバーグらしいソフトな食感はあまりなく、代わりに 強い弾力が帰ってくるほど。 この肉質と強めに効いた香辛料のためか、ウ一度食べたら もうウインナーとしか思えなくなるくらいです。
あまり食べたことのない味と食感のハンバーグで とっても面白く、これはこれでアリ ◎
ハム・ウインナーが主体の カール・レーモンだから生まれた 唯一無二の商品なので、ぜひ食べてみて!
少~し甘めのハンバーグソースは、トマト・お酢が効いていて 後味がサッパリ。
なかなか出会えない “新食感ハンバーグ” なので、興味がある方は ぜひ食べてみてください ^^
<2023年7月時 価格等>
- 【価格】1個 100g 540円
- 【販売】公式オンラインショップ
おすすめ ⑨:マスタード
忘れてはいけないのが “マスタード” で、これがあるかないかで おいしさが雲泥の差 ☑
ハム・ウインナーを購入する時は、マスタードも忘れずに 一緒に購入してしまいましょう!
マスタードは 1瓶 40g と 大きくはなく、1~2回で食べ切れる 使い切りサイズ。
函館カール・レイモンの どの商品にもよ~く合うので、これがあるだけで おいしさが倍増します ◎
原材料もとってもシンプルで “マスタード・醸造酢・食塩・香辛料” のみ ☑
伝統的製法で作られたシンプルなハム・ソーセージには、シンプルで飾らない味わいの調味料が よ~く合います ^^
<2023年7月時 価格等>
- 【価格】1瓶 40g 324円
- 【販売】公式オンラインショップ
カールレイモン「おすすめ商品」まとめ
函館の定番商品の中でも、“お菓子ではなく” 食事系でおすすめなのが「函館カールレイモン」の ハム・ソーセージ♪
- カルルスバート(現チェコ)出身の “カール・ワイデル・レイモン” さんにより 1925年に創業
- ドイツの伝統製法でつくられた “ハム・ソーセージ” を販売
- 1983年には “株式会社函館カール・レイモン” が設立され、現在は “日本ハム” のグループ会社に
今回ご紹介した要冷蔵の商品以外にも お土産用の一口サラミなども展開していて、お土産屋さんの定番商品にもなっています。
現地で購入してみるのはもちろん、仮に現地で買えなかった場合は お取り寄せをして楽しんでみてくださいね♪